2022.11.2
日向山(ひなたやま)は赤石山脈(南アルプス)の甲斐駒ヶ岳から鋸岳を結ぶ尾根の途中から北側に派生した尾根にある標高1,660mの山です。
三角点のある山頂付近は樹木に覆われていますが、日向山を日向山たらしめているのは山頂の西側にある雁ヶ原(がんがはら)と呼ばれる場所です。雁ヶ原は花崗岩が露出したザレ場であり、まるで雪のようだとか、天空のビーチのようだとか、表現方法は様々ですが、山の山頂付近とは思えない光景が眼の前に広がります。
日向山への登山コースは尾白川渓谷(おじらがわけいこく)駐車場のご利用がおすすめです(駐車台数100台 無料)。尾白川渓谷中駐車場から矢立石登山口へは歩いて1時間ほどの登山道があります。
特に歩きにくいと感じる場面はなく、初心者の登山にはちょうど良い山道だと思います。矢立石から歩きはじめて約1時間30分で日向山の三角点のある山頂に辿り着きます。そこから少し行くと森が開けて明るい光が見えてきます。雁ヶ原へ到着です。